【pixivだけじゃない】イラスト投稿SNSをまとめてみました | 坂下ナオヒラが活動のブログ

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【pixivだけじゃない】イラスト投稿SNSをまとめてみました

ここ10年ほどですっかり有名になったpixiv――。

私も設立した頃からイラストを投稿したりして長年利用していました。

pixiv.png
私のpixiv画面。

しかし、だんだんpixivの空気一辺倒にも疲れてきたなと思ったので、他の投稿型イラストサイトもいろいろと調べて利用してみることにしました。

今回の記事では、私が個人的に良いなと思った各イラストサイトの紹介と、その特徴の説明をしたいと思います。

詳細は続きを読むからどうぞ。

坂下ナオヒラ

【イラスト】【漫画】【SNS】【pixiv】【TINAMI】【DeviantArt】

一言メッセージも送れます。


イラスト投稿型SNSとは?


話を理解しやすくするために、イラスト投稿型SNSとは何かを振り返ってみます。

SNSは「ソーシャルネットワーキングサービス」の略で、インターネット上で他のみんなと関わりながらワイワイ楽しむことを目的としたサービスのことです。

その中で「イラスト投稿型SNS」とは、ネット上にアップロードされたイラストを、いろいろな人が評価したり感想を送ったりして楽しむことができるサービスを指します。

これが絵を描く人にどう関係するのかというと、つまり、自分の描いたイラストをそのSNSに投稿すれば、多くの人に作品を見せられたり、また感想や評価がもらえたりするようになるのです。これは絵描きにはなかなか嬉しいサービスですね。


さらに、上手い人になるとそのイラストがプロの編集部の目に止まり、仕事の依頼が入ってきたり、そこからプロの道が開けたりということが現実に起こっています。

そういうわけもあって、サイトの規模や投稿数はうなぎ登りとなり、イラスト投稿型SNSは、現在でも爆発的な人気を獲得しているわけです。


それでは、実際にどんなサイトがあるのかを紹介していきたいと思います。


pixiv


『pixiv』

言わずと知れた、最大手の投稿型SNSです。

利用者は初心者からプロまで幅広く、簡単な落書きから商業レベルのイラストまでいろいろと投稿されています。投稿作品は大作からネタ画像まで何でもありで、お祭り的な雰囲気が特徴的なサイトです。


投稿ジャンルは、アニメや漫画系が多く二次創作作品が目立ちます。

新しいアニメが放送されてそれが人気になったりすると、関連する作品がたくさん投稿され、これがいわゆる「お祭り状態」となります。

まさに全員で楽しむという空気が強いサイトです。コミケ派の人に合いそうな感じがします。


また、実際に大手の出版社やイラスト会社も、ここに投稿されたイラストをチェックしています(本職の人に確認済み)

プロを意識している人ならば、否応なしに意識しなければならないサイトでしょう。


メリット・デメリット


○メリット
・最大手のサイトなので多くの人が作品を見てくれる。
・投稿型SNSの中では、商業会社の目に止まる可能性が最も高い。
・公式からユーザー同士の間まで、コンテストや企画が頻繁に開かれる。
・とにかくいつも賑やかなので、盛り上がりたい人に向いている。



○デメリット
・空気的にアニメ・漫画的な作品が重視され、個性的・美術的な作品は敬遠されがち。
・プロの道が開けるということもあって、評価数を稼ぐために常にガツガツしがち。
・イラスト講座の宣伝や絵描き同士の競争を煽るような焚き付けが多く、息苦しい。
・影響力が大きい分、振り回されやすい。こじらせるとpixiv症候群に陥ることも……。
・とにかくいつも賑やかなので、静かにやりたい人には不向き。




TINAMI


『TINAMI』

おそらく2番目に有名な投稿サイトです。

形式はpixivとほぼ同じですが、TINAMIはpixivとは雰囲気が大きく異なります。

投稿されるイラストは、丁寧に描かれた力作が多いです。ジャンルは二次創作もありますが、どちらかと言えばオリジナル作品が目立ちます。

また、全体的に真面目な雰囲気があり、絵をきっかけにして盛り上がるというよりは、「イラストを描くことそのもの」をみんなで共有して楽しむ傾向があるように思います。

ほのかにpixivへのアンチテーゼ感が漂うサイトで、pixivが肌に合わない人の避難所のような場所になっています。美術的な作品や模型の投稿もあり、技術を追求したい画家・作家向けのサイトと言えるでしょう。

コミティア派の人ならこちらが向いている気がします。


メリット・デメリット


○メリット
・全体的に絵のレベルが高い。
・力の入った作品が多く、オリジナル作品や美術的作品もきちんと評価される。
・雰囲気がまったりしているので、静かにやりたい人に向いている。



○デメリット
・pixivと比べると、見る人の数が少なく反応も薄い。
・大作が多いので、イラスト投稿のハードルが高め。
・いつも厳かなので、盛り上がりたい人には不向き。




DeviantArt


『DeviantArt』

通称「dA」。

海外の投稿型イラストサイトです。アメリカのpixivと思っていただければわかりやすいと思います。

雰囲気は、日本のpixivとTINAMIを両方合わせたような感じです。

参加は初心者でもプロでもオールOK。絵のレベルは何でもカモン。ジャンルはアニメ・漫画的な作品もあれば個性的で美術的な作品もあり、両方が混在しながらもきちんと評価されています。まさしく海外らしい本当のフリーダムです。

ユーザー同士の交流も、フレンドリーな感じでとても活発です。気軽に作品に対してコメントしてくれますし、また、こちらから話しかけても変に思ったりせず気さくに応対してくれます。

投稿される作品は、海外らしくアメコミ風のポップな絵や、リアルな人間を描いた圧塗りのCG絵が多いです。もちろん日本の「ANIME」や「MANGA」も良く知られており、向こうでも人気があります。また、海外の文化として、ケモノや「POKEMON」の絵が目立つ傾向があります。

私が初めて利用したときは、カルチャーショックが凄かったです。日本のイラスト文化に疲れを感じたときに、このサイトを訪れると幸せになれます。


メリット・デメリット


○メリット
・利用者が世界規模で存在する。世界中の人が作品を見てくれる。
・アーティスティックなイラストが多く、新鮮味がある。
・海外らしいフレンドリーな空気でコミュニケーションが楽しい。



○デメリット
・ある程度の英語の知識がいるので、参加のハードルが高め。
・エロに対して非常に厳しい。まぐわい、幼女の裸は即追放される。
・向こうの文化的にグイグイと迫ってくるので、内向的な人にはきつめ。
・日本での人気や仕事にはあまり結びつかない。




Twitter


『Twitter』

イラスト投稿型SNSではありませんが、Twitterに絵を投稿する方法もあります。

優れているのはTwitterの「リツイート機能」です。

リツイート機能とは、そのツイートを自分の知り合いにも伝えることができるという仕組みのことです。

自分の描いた絵がリツイートされると、それを見た人がまたリツイート、さらに見た人がまたまたリツイート……と、これが繰り返されることで爆発的にツイートが拡散されます。

もしも数千、数万リツイートということになれば、絵の閲覧数は投稿型SNSの比ではありません。たった一晩にして有名人となってしまいます。

これである程度の人気を獲得してしまえば、自分の大きな宣伝になりますし、それこそプロの世界の目に止まる可能性も高いでしょう。


……とまあ、実際にはこんなことは夢物語も甚だしいのですが、現実に起こることがある以上、どうしても期待してしまうのが人間です。あまりにもTwitterに固執しすぎると精神的に病んできて身体を壊してしまうのでご注意ください。

この辺りの事情は以前のTwitterの記事でも書きましたので、合わせてご覧いただければと思います。


それに、Twitterの性質上ここで活動することには、常に粘着と炎上の危険がつきまとうことにもなります。イラストを投稿する場所としては、「ハイリスク・ハイリターン」なサイトと言えるでしょう。


メリット・デメリット


○メリット
・イラストを通じて、フォロワーと即座にコミュニケーションができる。
・フォロワーを通じて、お互いにやり取りしながら切磋琢磨することができる。
・日本中・世界中の人に作品を見てもらえる「可能性」がある。
・波に乗ったときの拡散力が凄まじく、一躍有名になれる「可能性」がある。



○デメリット
・リツイートされなければ、一瞬で絵が流れてしまう。
・一度描いたものに対して取り返しが付かず、絵の投稿には常に危険が付きまとう。
・ハッシュタグやリツイートによって、他人のイザコザに巻き込まれやすい。
・常に自分の行動や他人の行動が晒されるため、人間関係で疲れやすい。
・ついつい便乗やご機嫌取りに走りやすく、Twitter疲れを起こしやすい。




自分のブログ・サイト


番外編として、自分のサイトでイラストを公開することも紹介しておきます。

当然自分のサイトで作品を公開するのですから、レイアウトは自由です。

また、身近に友人やライバルも存在しないため、あくまで自分の作りたいものを自分の好きなペースで自由に作ることができます。

数年前は、「投稿型SNSに作品を投稿しないなんてありえない」みたいな風潮がありましたが、SNSの規模が拡大するにつれて次第に疲れを感じる人も増え始め、自分のサイトでゆったりと作品を公開する人もまた出てくるようになってきました。


「もう人間関係には疲れた」

「誰かに邪魔されず、とことん自分の好きなようにやりたい」

「プロ? 人気? 興味ないね」

そんな孤高な人たちが公開する作品は、突き抜けた魅力を持っていたりします。


メリット・デメリット


○メリット
・他人に振り回されず、自分の好きなように作品を作れる。
・他人と比較されない。そもそも比較対象が存在しない。
・何かが起こったときに、全てを自分の管轄で処理できる。



○デメリット
・作品はまず見られない。
・どこかから声がかかることもまずない。
・評価や感想がもらえることもほぼない。




まとめ


今回紹介するのは以上になります。

最後に私が強調しておきたいのは、「イラスト投稿型SNSにも空気の違いがある」ということです。


もちろん、絵を描く上でpixivはもはや外せない存在となっています。

しかし、この場所だけに限らず、各サイトを巡ってより自分に合う場所を見つけられれば、創作活動は今よりもさらに楽しいものになると思います。


また、自分の作品を様々なSNSに投稿するのも1つの方法だと思います。

その絵に対してどんな反応が返ってくるかで空気の違いを直に感じることができますし、また不人気だと思われた絵が他方では人気だったりして、多様な価値観があることも認識することができます。


あと、もし本当に仕事がほしいと感じる場合は、SNSへの投稿も大事だと思いますけど、それと合わせて、持込に行くことも大切かなと思います。


それでは、長くなりましたが今回は以上です。

この記事が何かの参考になれば幸いです。

坂下ナオヒラ

【イラスト】【漫画】【SNS】【pixiv】【TINAMI】【DeviantArt】
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[ 2017/04/18 23:49 ] イラスト | TB(0) | CM(0)
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