【自費出版】初めて同人誌を発行しました【コミティア】 | 坂下ナオヒラが活動のブログ

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【自費出版】初めて同人誌を発行しました【コミティア】

こんにちは。坂下ナオヒラです。

2月12日のコミティアに向けて制作していた同人誌がついに完成しました。

本のタイトルは、「くれちさんからちがでてる」です。

私が生まれて初めて発行した自分の本になります。


○くれちさんからちがでてる


ももこ表紙_A5_統合_切り抜き

今回の記事では本の内容の紹介と、本の発行についての裏話について書きたいと思います。
詳細は続きを読むからどうぞ。

坂下ナオヒラ

【コミティア】【同人誌】【漫画】【4コマ】【イラスト】【オリジナル】

一言メッセージも送れます。


○収録作品


収録作品は2本です。


くれちさんからちがでてる

名称未設定-1

くれちさんは、コーフンすると鼻血がでやすい女の子。
好きな男の子の前ではいつも血まみれ状態。
果たして告白することができるのか。



これは、私の13作品目の4コマ漫画になります。

私が、完成したら次に出版社に持ち込もうと描き進めていた漫画です。


幼なじみのまーくんは

名称未設定-1


幼なじみの まーくんは。
頭が良くて 運動もできる。
でもちょっと変です。



これは、私の11作品目の4コマ漫画になります。

私が過去出版社に持込をした中で、最も評価が「マシだった」作品です。

自分でも好きな作品なので、この機会に会わせて収録しました。


○同人誌の発行について


今回は初めての「自費出版による同人誌の発行」をすることになりました。

これが本当に大変なことばかりでした……。具体的に何が大変だったかを自分の中で整理してみると、こんな感じでした。

まずは、印刷について。

自分で本を作ろうと思っても、何をどうすれば印刷まで結びつくのか、私にはさっぱりわからない状態でした。

一生懸命同人誌のノウハウを調べたり人に聞いたりして印刷所を決めましたが、さらにここから本の閉じ方や用紙の設定なども自分で考えなければならず、最後までお店の人と相談していました。


次に、料金について。

自分の作りたい本を印刷するのに、いくらお金がかかるのかが全くわかりませんでした。

使える予算にはどうしても限りがあるため、お金が足りなかったらどうしようかと常に不安な状態でした。

また、なるべくお金を稼ぐために仕事を多く入れたので実生活でも忙しい状態でした。


そして、締め切りについて。

これが一番厳しかったです。そもそも、今描いている漫画が完成しなければ入稿することすらもできないので、この1ヶ月間はほとんど漫画の制作に費やすことになりました。

たまに息抜きでロボダンの制作も行っていたのですが、ついにはそれすらもできなくなりました。空き時間の全てを漫画に費やす、いわゆる修羅場に突入です

また、印刷所のほうでも締め切り日が具体的に決まっているわけではなかったので(とにかく早いほうが良いといった感じ)、とにかく焦ってばかりの日々になりました。


この結果、印刷の仕組みを調べながら、お金の工面を行い、締め切りまでに漫画を描くという3重苦に陥ることになりました。


「本当にコミティアまでに同人誌が発行できるのか?」

「本当にコミティアまでに同人誌が発行できるのか??」


最後の方になるとこの考えが常に頭を巡り、ノイローゼぎみになっていました。

しまいには、夢の中でも漫画を描いてました(爆)。



○ミスについて


漫画を制作する最中、失敗したなと思ったことがあります。

私は、WEBでのデータ入稿をしようと思って、その締め切りに向かって漫画を描いていました。


しかし、いざ入稿を考え始めたところで、恐ろしいことを知りました。

「スクリーントーンを貼った原稿はデータ入稿には適さない」ということです。

なぜなら、データ入稿だとどうしても最後に絵の縮小をする必要があって、これを行うとモアレ(トーンの模様が潰れること)が発生して絵が汚くなってしまう可能性があるからです。

B5サイズの原稿用紙を使ってB5サイズの本を作るなど、未圧縮の本を作るなら大丈夫なのですが、印刷のノウハウを何も知らなかった私は、B4サイズの投稿用原稿用紙を使って、A5の本を作ろうと考えていました。これではほぼ確実にモアレが発生してしまいます。


しかも、この事実に気付いたのは全てのスクリーントーンを貼り終わった後です。今更になって剥がすことはもう無理な状態です。

そもそも過去作品にはトーンが貼ってあるので、これがすでにどうしようもないです。


ニッチもサッチも行かなくなったので、印刷屋さんに直に相談することにしました。

回答によると、「生原稿の持込をしてくれれば何とかなるかもしれない」ということ。


しかし、アナログ原稿の入稿は、データ入稿よりも本の完成まで時間がかかります。

その結果、ただでさえ短い締切りが、さらに短くなってしまうことに

もはや一刻を争う状態です。郵送すらも間に合わないので、自分の足で届けるしかありません。リアルな「走れメロス」です

何とか夜までに原稿に写植を入れ込み、朝一で印刷屋さんに電話をかけて、原稿を直接持ち込みました。

その結果……。




間に合いました。

ギリギリでした(;д;)

あと1日遅れたらアウトだったそうです。


自宅への郵送も間に合わないので、コミティアに直接搬入されることになりました……。

○最後に


以上のような経緯があったので、この記事を書いている時点では、まだ本が届いていません。

何とか原稿が間に合ったので、修羅場とノイローゼからは脱出できました。

しかし、本の出来栄えを確認することができないため、今でも若干の不安が残っています。


今回の出来事で1つ思い出したことがあります。

それは、昔の新聞に載っていた記事で、「漫画家の第一歩は、まずはコミケ(同人イベント)に参加することだ」という趣旨の記述があったことです。

その時の私は、「何言ってるんだ。漫画家になるなら応募と持込でしょ」と思って意に介さなかったのですが、実際に漫画のイベントに参加する立場になると、言いたいことの意味がわかった気がします。

おそらくですが、その人は、

「まずは同人誌で二次創作漫画を作るべきだ」

と主張したかったのではなく、

「まずは同人誌で出版の仕組みを知って、締切りまでに作品を仕上げることを覚えよう」

ということが言いたかったのかもしれないと思いました。


そんなこんなで終わった、初めての同人誌の制作でした。

次は、いよいよコミティアに向かうことになります。

興味のある人は、お越しくだされば幸いです。


最後に、バカ丸出しで店頭にまで原稿を持ち込んだ私に対し、丁寧なご説明と対応で最善を尽くしてくださった、

「株式会社ポプルス」

どうもありがとうございました(ステマ)。

それでは。

坂下ナオヒラ

【コミティア】【同人誌】【漫画】【4コマ】【イラスト】【オリジナル】
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[ 2017/02/03 19:14 ] 漫画 | TB(0) | CM(0)
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