もちもち黄粉餅について語る【イナズマイレブンGO】 | 坂下ナオヒラが活動のブログ

坂下ナオヒラが活動のブログ

創作漫画やイラスト、自作ゲームの話題を中心とした坂下ナオヒラのブログです。
2017 101234567891011121314151617181920212223242526272829302017 12

もちもち黄粉餅について語る【イナズマイレブンGO】


 今月、空想科学シリーズの新刊、『空想科学対戦15』が発売されました。私は難しい数式はさっぱりわかりませんが、毎回の取り扱うテーマと、著者・柳田理科雄先生の語り草が面白いので、楽しく愛読しています。
 さて、いつものごとく馴染みの本屋で立ち読みをしていると(←買えよ)、興味深い記事が目に留まった。それは『イナズマイレブン』に登場した「もちもち黄粉餅」についての考察です。

 『イナズマイレブン』…私はこの作品にひとつの思い出があった。私が若い頃、何を血迷ったか、街頭でイラストを描いていたことがあったのだ。そのおり、とある子供達がそんな私に興味を持ち、少しだが会話を交わしたことがあった。「君達はどんな漫画やアニメが好きなの?」と尋ねると、「うーん、イナズマイレブン」という答えが返ってきた。
 「ふーん、そうなのかー」という気持ちだった、当時は。サッカーと言えば『キャプテン翼』で育った私には、イナズマイレブンはその2番煎じとしか考えられず、さらに腐向けの同人(少年愛を取り扱った女性向けの読み物)のイメージが強かったため、興味を抱けなかったのだ。要は偏見があったんですね、ハイ。
 しかし、この「もちもち黄粉餅」という技は聞いただけであまりにもインパクトがある。何だよ「もちもち黄粉餅」って。「もちもちきなこもち」って何だよ!
 しかもこの必殺技を使ったのは菜花黄名子ちゃんという女の子プレイヤーらしい。これはなかなか面白そうだなと思い、早速映像を探してみたところ…。



 何だ、これは…?

 あまりにもバカだ。ぶっ飛んでいる。柳田先生が本で取り上げたのもわかる気がします。ていうか知っている人には今更な話ですみません。だって知らなかったんだもん。初めて見たのだから、私の衝撃はリアルタイムで視聴した人とコレ同じですよ。
 さて、柳田先生は科学的な観点から「もちもち黄粉餅」を考察していました。私はあまり理解できないし、また詳しくは本を読んでいただきたいですが(ちゃんと買って)、私なりに考えてみたいと思います。

 まず、私には「もちもち黄粉餅は本当に餅なのか?」という疑問が浮かぶ。そもそも、どうして我々はアレを餅だと思ってしまうのかを考えてみてほしい。それは、一見すると餅のように見える「現象(現れること)」が起こっているからだ。
「もちもち黄粉餅」には、餅の概念が多分に含まれている。例えば「白い」「伸びる」「弾力がある」「粘つく」などである。我々は自身の頭の中にそのようなイメージを集結し、餅の「実体(そうであること)」を形作る。これに当てはまっているからこそ、「もちもち黄粉餅」を「餅」として認識してしまうのだ。つまり餅っぽいってことです。モッチー。
 しかしだからといって、必ずしも餅であるとは限らない。あくまでもそう見えるというだけで、全く別のモノである可能性だって捨てきれないのだ。「でも、彼女は黄粉餅って言ってるじゃん」という反論があるかもしれないが、彼女がこれを餅だと思い込んでいるだけかもしれない。また、その外見から「黄粉餅」と名付けているだけかもしれない。「もちもち黄粉餅が本当に餅なのか」は確実に証明する方法がないのである。
 唯一断言できる存在があるとすれば、それはアニメの制作スタッフだろう。彼らはイナズマイレブンの世界を構築した「創造主」である。だから彼らが「もちもち黄粉餅は餅である」と定義してくれれば、間違いなくモッチーだ。そして描写の仕方から、おそらく餅であることは意図されていると思われる。いやー、空想の世界は明快で助かる。
 さて、仮にもちもち黄粉餅が餅であると確定できたとしても、まだ疑念は残ります。普通の餅とはあまりにも性質の違う部分があるからです。私達は何もない空間から餅を持ち出したり伸ばしたり、かと思ったら頭の上に乗っけたりはできません(←当たり前だ)。
 柳田先生はこの「現象」を科学的に考察し、現実においての数値化を行ったわけですが、私は別の考え方をしてみます。もしかすると彼女は、「餅の現象」を操るのではなく「餅の実体」を操ることができるのではないでしょうか。彼女が「餅であること」を直接的に変化させることができるのであれば、黄粉餅がどう動こうがそこに矛盾は発生しません。イナズマイレブンには他にも不思議な技が多数存在しますが、全て同じ原理なのかもしれません。人だって空も飛べるはずです。
 もちろん現実の世界ではそんなことは不可能ですし、そもそも実体が変化したらそれは実体ではないという堂々巡りに陥ってしまいます。でもイナズマイレブンの世界ではきっと何らかの抜け道があるでしょう。
 その後も「クリアやんね」とおっとりした様子の菜花黄名子ちゃん。彼女の凄いところは、巨大な餅を振り回すことのできる怪力ではなく、クロノストーンを触媒に、餅という1点を通じて、世界のあり方そのものに干渉のできる超次元的な神業ではないでしょうか。

 以上、考察でございました。衝撃的だったので私もイラストで描いてみようと思います。
また、もうひとつ驚いたことがありました。ネットで検索をしてみたところ、すでにpixiv辞典の中に「もちもち黄粉餅」の記事が作られていて、彼女のイラストや、技の詳細が語られていたことでした。既に同じ観点を持った人たちがいたとは…、やはりみんなすごい技だと思ったんですね。

スポンサーサイト

一言メッセージも送れます。

[ 2014/03/26 16:20 ] 哲学 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

坂下ナオヒラの作品
りんといっしょ!
~坂下ナオヒラ漫画作品集~
<無料版>

りんといっしょ!~坂下ナオヒラ漫画作品集~

ロボットダンジョン
~ロボダン~



くれちさんからちがでてる
<イベント頒布のみ>


ちひろとアスカ
<イベント頒布のみ>
坂下ナオヒラおすすめの本

「どうしたら絵が上手くなるか」ではなく、自分の絵がなぜ下手なのかを論理的に解説する珍しい本。10年早く読みたかった。


人物画の定番中の定番。私の教科書。


漫画家・東村アキコ先生の自伝漫画。ガチ体育会系の本。
ロボダンを100%楽しむ本

広く浅いタイプの解説書。
これなしでロボダンは作れない。


狭く深いタイプの解説書。
イラストや作品解説が充実。


読むだけで楽しい最高の攻略本。
今でも大切な作者のバイブル。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
QRコード
QR
最新トラックバック