2014年03月 | 坂下ナオヒラが活動のブログ

坂下ナオヒラが活動のブログ

漫画やイラストやゲームの創作の話題を中心とした「坂下ナオヒラ」のブログです。
2014 02123456789101112131415161718192021222324252627282930312014 04

もちもち黄粉餅について語る【イナズマイレブンGO】


 今月、空想科学シリーズの新刊、『空想科学対戦15』が発売されました。私は難しい数式はさっぱりわかりませんが、毎回の取り扱うテーマと、著者・柳田理科雄先生の語り草が面白いので、楽しく愛読しています。
 さて、いつものごとく馴染みの本屋で立ち読みをしていると(←買えよ)、興味深い記事が目に留まった。それは『イナズマイレブン』に登場した「もちもち黄粉餅」についての考察です。

 『イナズマイレブン』…私はこの作品にひとつの思い出があった。私が若い頃、何を血迷ったか、街頭でイラストを描いていたことがあったのだ。そのおり、とある子供達がそんな私に興味を持ち、少しだが会話を交わしたことがあった。「君達はどんな漫画やアニメが好きなの?」と尋ねると、「うーん、イナズマイレブン」という答えが返ってきた。
 「ふーん、そうなのかー」という気持ちだった、当時は。サッカーと言えば『キャプテン翼』で育った私には、イナズマイレブンはその2番煎じとしか考えられず、さらに腐向けの同人(少年愛を取り扱った女性向けの読み物)のイメージが強かったため、興味を抱けなかったのだ。要は偏見があったんですね、ハイ。
 しかし、この「もちもち黄粉餅」という技は聞いただけであまりにもインパクトがある。何だよ「もちもち黄粉餅」って。「もちもちきなこもち」って何だよ!
 しかもこの必殺技を使ったのは菜花黄名子ちゃんという女の子プレイヤーらしい。これはなかなか面白そうだなと思い、早速映像を探してみたところ…。



 何だ、これは…?

 あまりにもバカだ。ぶっ飛んでいる。柳田先生が本で取り上げたのもわかる気がします。ていうか知っている人には今更な話ですみません。だって知らなかったんだもん。初めて見たのだから、私の衝撃はリアルタイムで視聴した人とコレ同じですよ。
 さて、柳田先生は科学的な観点から「もちもち黄粉餅」を考察していました。私はあまり理解できないし、また詳しくは本を読んでいただきたいですが(ちゃんと買って)、私なりに考えてみたいと思います。

 まず、私には「もちもち黄粉餅は本当に餅なのか?」という疑問が浮かぶ。そもそも、どうして我々はアレを餅だと思ってしまうのかを考えてみてほしい。それは、一見すると餅のように見える「現象(現れること)」が起こっているからだ。
「もちもち黄粉餅」には、餅の概念が多分に含まれている。例えば「白い」「伸びる」「弾力がある」「粘つく」などである。我々は自身の頭の中にそのようなイメージを集結し、餅の「実体(そうであること)」を形作る。これに当てはまっているからこそ、「もちもち黄粉餅」を「餅」として認識してしまうのだ。つまり餅っぽいってことです。モッチー。
 しかしだからといって、必ずしも餅であるとは限らない。あくまでもそう見えるというだけで、全く別のモノである可能性だって捨てきれないのだ。「でも、彼女は黄粉餅って言ってるじゃん」という反論があるかもしれないが、彼女がこれを餅だと思い込んでいるだけかもしれない。また、その外見から「黄粉餅」と名付けているだけかもしれない。「もちもち黄粉餅が本当に餅なのか」は確実に証明する方法がないのである。
 唯一断言できる存在があるとすれば、それはアニメの制作スタッフだろう。彼らはイナズマイレブンの世界を構築した「創造主」である。だから彼らが「もちもち黄粉餅は餅である」と定義してくれれば、間違いなくモッチーだ。そして描写の仕方から、おそらく餅であることは意図されていると思われる。いやー、空想の世界は明快で助かる。
 さて、仮にもちもち黄粉餅が餅であると確定できたとしても、まだ疑念は残ります。普通の餅とはあまりにも性質の違う部分があるからです。私達は何もない空間から餅を持ち出したり伸ばしたり、かと思ったら頭の上に乗っけたりはできません(←当たり前だ)。
 柳田先生はこの「現象」を科学的に考察し、現実においての数値化を行ったわけですが、私は別の考え方をしてみます。もしかすると彼女は、「餅の現象」を操るのではなく「餅の実体」を操ることができるのではないでしょうか。彼女が「餅であること」を直接的に変化させることができるのであれば、黄粉餅がどう動こうがそこに矛盾は発生しません。イナズマイレブンには他にも不思議な技が多数存在しますが、全て同じ原理なのかもしれません。人だって空も飛べるはずです。
 もちろん現実の世界ではそんなことは不可能ですし、そもそも実体が変化したらそれは実体ではないという堂々巡りに陥ってしまいます。でもイナズマイレブンの世界ではきっと何らかの抜け道があるでしょう。
 その後も「クリアやんね」とおっとりした様子の菜花黄名子ちゃん。彼女の凄いところは、巨大な餅を振り回すことのできる怪力ではなく、クロノストーンを触媒に、餅という1点を通じて、世界のあり方そのものに干渉のできる超次元的な神業ではないでしょうか。

 以上、考察でございました。衝撃的だったので私もイラストで描いてみようと思います。
また、もうひとつ驚いたことがありました。ネットで検索をしてみたところ、すでにpixiv辞典の中に「もちもち黄粉餅」の記事が作られていて、彼女のイラストや、技の詳細が語られていたことでした。既に同じ観点を持った人たちがいたとは…、やはりみんなすごい技だと思ったんですね。


一言メッセージも送れます。

スポンサーサイト
[ 2014/03/26 16:20 ] 哲学 | TB(0) | CM(0)

イラスト バーバラ【ドラゴンクエストⅥ】

皆様こんにちは。坂下ナオです。先日、デフォルメイラストでバーバラ(DQ6)を描き、pixivに載せました。
今回はそのイラストについての解説をしたいと思います。

○キャラクターやストーリーについて
ドラクエ6はシリーズの中でも私が特に思い入れが深い作品だったと思います。というのも理由があって、ドラクエ6はなんと新品のソフトを親から貰ったんですよ。

私が幼かった頃、ゲームのソフトは自分で小遣いを貯めて買うものでした。当時のゲームソフトは値段がとても高く、1本が一万円くらいした時代でした。当然、私には手が届かない代物なので、買うのはもっぱら流行遅れの中古ソフトのみ。新品のゲームを遊べることは、私にとってそれだけで衝撃だったわけです。今は新品でも5000円くらいで、VCなら1000円くらいでしょ。いい時代になったねえ(年寄り感)。

で、バーバラについて。特に何も思いません(爆)。リアルタイムで遊んでいたときは、弱いからほとんど馬車に入れっぱなしで使う事もほとんどありませんでした。同じ女性キャラでもミレーユのほうをよく使っていたと思います。それでも別に女性だから使うということでもなく、チャモロやドランゴなどの強いキャラクターが入るに連れて出番はなくなりました。つまりあくまでも基準は強さであって、性別などどうでも良かったわけです。純粋だな、当時の自分(笑)。

しかし「可愛くて元気な女の子」を描いていきたいと思ってからは、バーバラにも親しみが持てるようになりました。この娘なんて、まさに私の主義に根差したキャラクターではないですか。過去にドラクエの絵を制作していたときには、いつかバーバラも描こうと思っていましたね。ちなみに、私はバーバラの性格的な部分が好きであるわけで、彼女を性的対象としてエロく描いてる絵はなんだかなーと思う次第。男なのに変ですかねこういう考え。ミレーユならわかるんだけどね(爆)。

○絵について
pixivの説明文にも書いていますが、制作は非常に難攻しました。なぜならデフォルメに収めるのがすごく難しかったからです。

まずは独特のヘアースタイル。そうです、あのパイナップル頭ですよ(おい)。見ている分には普通なのですが、実際に描くとなるとこれが非常に面倒くさい。頭のてっぺんで束ねた髪の毛が周辺に枝分かれしていて、顔にかかっていたり、肩に乗っていたり後ろ髪に降りていたりするわけです。そのカタマリを1箇1箇、丁寧にバランスを見ながら描き分けなければなりませんでした。また「頭のてっぺんで」というのもクセモノで、この髪型のせいで立ち絵における頭部が占める割合が2倍くらいに膨れ上がっているのです。つまり頭でっかちというわけだ(バーバラのことじゃなくて絵がね)。

よって普通にデフォルメして描こうとすると頭が大きすぎて全体のバランスが変になってしまう。かといって縮めてしまうのも問題だ。頭が小さくなるということは顔も小さくなってしまう。顔が小さくなってしまうということは身体まで合わせて縮まってしまう。髪の毛のバランスに気を使いながら、あくまで顔の大きさを基準とした絵に仕上げつつ、且つ髪型がきちんとキャンパスに収まるようにしなければならない。なんて面倒くさいキャラなんだ、バーバラ!(あくまでも絵がね)。

しかし問題はそれだけではありません。身体のパーツにも苦労がありました。バーバラは年齢的にまだ10代の半ばだと思われるのですが、元絵を見ると胸がやたら大きいのです。つまりいわゆる「ロリ巨乳」だ。

私はロリ巨乳が苦手です。なぜならデフォルメで描きにくいから。おっぱいがでかくなると、胴体の大部分が隠れてしまい服の細部が表現できなくなります。また全体のバランスも取りにくくなります。そもそも男の性的フィルターを除外した場合、少女のバストは小さいほうが見た目が自然であり違和感がないのです(一応補足しておくと、リアルに大きい子は、いずれ強力な女の武器となるので自信を持ってくださいな)。

つまり、バーバラはキャラ自体がすごく描きにくかったのです。そういうわけで、このイラストは下書きまでは何とか完成させたものの、清書をするにはあまりにも億劫で、1年近く放置されることになってしまいました。改めて鳥山先生の凄さを再認識しましたね。

しかし、長らく期間を置いた事で私の気持ちもリフレッシュされたのか、この度挑戦してみたところついに完成させることができました。この絵が未完成で残っていることが私の中でずっと気がかりだったのですが、これでやっと解放されました。1年間で私の画力も上がっていたら良いのですけれど、果たしてどうでしょうか。


一言メッセージも送れます。

[ 2014/03/13 13:17 ] イラスト | TB(0) | CM(0)
坂下ナオヒラおすすめの本

「どうしたら絵が上手くなるか」ではなく、 自分の絵がなぜ下手なのかを論理的に解説する珍しい本。
10年早く読みたかった。


人物画の定番中の定番。
私の教科書。
ロボダンを100%楽しむ本

広く浅いタイプの解説書。
これなしでロボダンは作れない。


狭く深いタイプの解説書。
イラストや作品解説が充実。


読むだけで楽しい最高の攻略本。
今でも大切な作者のバイブル。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
QRコード
QR
最新トラックバック